10月の食育献立は「治部煮」

月に一度の「食育献立」の日です。
食育献立の日には、和泉市の食育キャラクター「こんちゃん」と日本全国味めぐりをする、という設定で全国各地の郷土料理や特産物を紹介しています。

今月は、石川県「治部煮」を紹介しました。

治部煮は石川県金沢市の郷土料理で、すだれ麩、鴨肉、野菜、椎茸などをだし汁で煮たものです。鴨肉にでんぷんをまぶして入れるので、とろみがつき、煮ているときにジブジブという音がするから「じぶ煮」という名前がついたとか、江戸時代の武士の岡田治部右衛門の名前からとったとか言われています。

すだれ麩は、すだれののようなすじの入った麩です。
大阪では手に入りにくいため、給食では花麩を使用しました。
鴨肉の代わりに鶏肉を使いました。

里芋は泉佐野産のエコ農産物を使用。

とてもおいしかったのですが、少し小さめのサイズだったため、皮をむいたり切ったりするのに時間がかかり、12時頃やっと切り終えることができました。

給食時間に間に合うか冷や冷やしましたが、調理員さんはさすがプロ。
手際よく煮込んで仕上げ、チャイムが鳴るまでに配膳を終えることができました。