11月の食育献立は「河内のっぺ」

月に一度の「食育献立」の日です。
食育献立の日には、和泉市の食育キャラクター「こんちゃん」と日本全国味めぐりをする、という設定で全国各地の郷土料理や特産物を紹介しています。

全国を旅するこんちゃんですが、今月は大阪に戻って一休みすることにしました。

そこで今月は、大阪府河内地方に伝わる河内のっぺを紹介しました。


河内地方とは、大阪府の東部(門真・東大阪・八尾・松原・富田林・河内長野市等)の広い地域をいいます。

河内のっぺは、里いもを主として鶏肉、大根、人参、ごぼう、たけのこ、こんにゃくなど具がたくさん入った煮物です。

里いもが煮くずれて自然にとろみがつき、汁がねばってモチのようにねっとりします。
そのため、「濃餅(のっぺい)」といわれます。
よく煮た料理に「のっぺい汁」という汁物もあります。

ぬるりとしたことを意味する「ぬっぺい」がなまって「のっぺ」になったという説もあります。