バケツ稲日記(15)
バケツ稲日記(14)9月9日の続きです。
穂が次々と出てきて、花が咲き、受粉がすすんでいます。
米の受粉について調べてみました。
穂が出てしばらくすると、粒(米になる前の粒)の上部が開き、一粒につき、おしべが6本出てきます。めしべは粒の中にあるので見えません。
おしべは風にゆられて花粉をまき散らします。
その花粉が粒の中のめしべにかかり、受粉します。(自家受粉)
受粉すると、わずかに開いていた粒の上部が閉じます。
役目を終えたおしべは、徐々に枯れて落ちていきます。
めしべの下につながる子房の部分がふくらみ、実がつまっていきます。というしくみ。
現在の米粒の中身はどうなっているのかな?と思い、受粉が最初に終了した一粒をとってはさみで切ってみました。
すると、ミルクのような白いとろっとした液体がでてきました。
なめてみると、かすかに甘い感じがしました。
米は最初、白い液体だったんですね。神秘的です。