さばの生姜煮


さばの生姜煮は、140リットル入る大きな釜で、900人分を作ります。

釜に酒、みりん、砂糖、しょうゆ、水を沸かしてせん切りにした土生姜を入れ、さばの切り身を重ね入れて炊きます。土生姜は、さばとさばの間にも入れていきます。
すべて入れたら大きなクッキングシートを落としぶたの代わりにかぶせて、ことこと炊きます。

おいしく食べてもらうための工夫紹介!

おかずを入れる容器は、丸いボールと四角い食缶↑があります。

ボールに1クラス分の煮魚を入れてしまうと、底に煮汁がたまり、下の方の魚は汁に浸って味がよくしみますが、上の方の魚は汁気が切れてぱさついてしまいます。
また、下の方の魚は上の重みで、見た目がちょっと汚くなってしまいます。

北松尾小学校では、上のような四角い食缶に煮魚を入れています。
そうすると、すべての魚がつぶれず、きれいに並べることができ、すべての魚の下面が煮汁に浸っています。

みんながおいしく食べられる工夫なんですよ。