給食の物資について

昨日、給食物資を扱う業者さん(A社)が、商品の案内のため学校に来ました。
A社さんは、今回、しゅうまいや餃子などの点心を紹介してくれました。

A社さんは主に外食産業向けの商品を開発しておられるとのことでしたが、今後学校給食向けの商品も開発していかれるそうです。

外食産業向けと、学校給食向け、何がちがうかお分かりですか?

外食産業向けは、おいしさと見た目の美しさが重視されます。
そのため、グルタミン酸ソーダ(旨味調味料)やその他の食品添加物がたくさん入っているそうです。

学校給食向けとなるとグルタミン酸ソーダは入れられません。
なぜかというと、
給食で使う物資は、入札により決定されます。
この入札は、市内栄養士全員で、商品の味や、原材料、産地、味など吟味して選ぶものです。
ですから、原材料をみて、グルタミン酸ソーダ等の食品添加物が入っていれば、その商品は選ばれることはありません。
家庭で作れるような自然の材料を使っているものが一番いいです。

A社さんが今後商品開発される上でのアドバイスとして、
「安心できる食材で、シンプルな配合で、よけいなものは入れずに作ってください。」と伝えておきました。
サンプルでいただいたしゅうまいは、自然な味でおいしかったです。

給食では、大量調理のため、冷凍食品を使うこともありますが、その中身は市販の冷凍食品とは違う、ということを知ってもらえるとうれしいです。
子どもたちには体にやさしいものを食べてもらいたいですから。

今日の給食は、栗おこわ、卵スープ、焼きししゃも、牛乳でした。