ミニたんぼ 栽培日記(21)

10月2日の続きです。

10月10日(月)
いよいよ稲刈りの日を迎えました。
いろいろありましたが、なんとかここまで来ました。

小さなたんぼなので、株を手でつかんでカマで切り取っていきました。

バケツ稲2つ分も収穫しました。

ひもで束ねて干します。(下の写真はミニたんぼの稲です。)

ここであることに気づきました。
ミニたんぼの方の稲と、バケツ稲の方、が違います。
写真でも分かりますよね。
ミニたんぼの方が濃い緑。バケツ稲の方は黄緑です。

それに、株の増え方が違います。田植えの時、同じように苗を3本ずつ植えたのに。

こちらはミニたんぼ。一株につき、4本から7本の束になっています。

バケツ稲の方は、一株につき、9本から14本の束。太いです。

物干しざおに干しました。左がミニたんぼ。右がバケツ稲
あれ?長さも違います。
(左の奥に見えるのは、春に収穫した大麦なんですよ。)

ここでどうしてそんな差が出るのか、専門家に聞きました。

バケツ稲の方が、色は薄いですが、株が太く、よく成長しているそうです。
株が太いということは、できた米の量も多くなっています。
これは、バケツを日当たりのよい場所に置いていたためです。

ミニたんぼ の場所は、日陰になる時間が長いので、ひょろっと長く、株が細くなっているとのことでした。

バケツより、地面のたんぼの方が、いいものができると思っていたんですが、違うんですね。
日当たり がそんなに重要だとは…。

写真をアップにすると分かりますが、すずめにかじられてすかすかになった稲。
いったいどれだけの米がとれるんでしょうね。

ミニたんぼ栽培日記は、まだまだ続きます。