「保存食」って何でしょう?

学校給食は、文部科学省の衛生管理基準に基づいて調理されています。
その中で、保存食を2週間冷凍保存することが決められています。
保存食は、
納品された食材一つ一つについて50gずつ、
できあがった料理についても釜別に50gずつとり
衛生的にビニル袋に入れ、一日分ずつまとめて冷凍庫に入れます。

これは保存食用冷凍庫の中を写したものです。

保存食は、何のためにするのでしょう?

もし、学校で食中毒が疑われたときに、学校給食が原因かどうかを調べるためです。
また、学校給食が原因でないことの証明にもなるものです。

これは、今日の「なすのミートスパゲッティ」と「もやしとにらのソテー」の保存食(冷凍する前のもの)です。
スパゲッティは1000人分を、2つの釜に分けて作るので、2釜分とっています。
ソテーは、1000人分を1つの釜で作るので、1釜分です。

毎日、絶対に食中毒を起こさないよう、衛生ポイントを確認しながら調理を行っています。