夏の食材 ずいき

泉州産 ずいきを買いました。


生のずいきは今の季節しか手に入りません。
年に一度はこのずいきを使った季節の味を、我が家の子どもに味わわせたいと思って、料理をするようにしています。

ところでずいきって何かご存知ですか?

里芋の葉柄の部分(茎のようにみえるところ)です。

下処理にちょっと手間がかかるので、生ずいきを給食で使うことはできませんが、水でもどして使う乾燥ずいきは使ったことがあります。

下処理は、家庭で使う量なら簡単にできますよ。

まず、皮をめくるようにむき、酢を入れた湯の中でゆでます。
皮はするっと軽くむけます。

ゆで汁にずいきの色が出ますが、こんなにきれいな色です。
(捨てるのがもったいないほど。使い道がないので捨てましたが…)

ゆでたらしばらく水につけておくと、あくがよくぬけます。
これで下処理はおわりです。

細かく切って冷やし、わさび醤油や辛子醤油をかけてもおいしいですし、煮物にしてもいいです。
下の写真は、うす揚げ、人参、しめじ、かにかまぼこ、枝豆と炊いたもの。

しゃりっとしたずいきの食感がおいしく、我が家では年に一度の人気メニューです。