1月の食育献立は「けの汁」

月に一度の「食育献立」の日です。
食育献立の日には、和泉市の食育キャラクター「こんちゃん」と日本全国味めぐりをする、という設定で全国各地の郷土料理や特産物を紹介しています。

今月は、青森県「けの汁」を紹介しました。

けの汁は、青森県の郷土料理で、1月15日の小正月に食べる料理です。
 「けの汁」の名は、もともと「粥の汁」から由来していて、米が貴重だった時代に、野菜や山菜を米粒に見立てて細かく刻んで食べたのがはじまりと言われています。

小正月 1月1日を大正月と呼ぶことに対して、1月15日を小正月と呼びます。
 けの汁を食べたり、小豆がゆを食べたりする行事や、おかゆを炊いてその年の作物の出来を占う神事が行われるなど、地方によってさまざまです。
 
 給食のけの汁は、煮干しでだしをとり、うすあげ、こんにゃく、高野豆腐、にんじん、ごぼう、大根、しいたけ、青ねぎを入れ、みそを入れて仕上げました。

 小さく切った具材の味がうまく調和して、とってもおいしい汁物になりました。