給食意見交換会

校内で、放課後、給食意見交換会を行いました。

目的は、日頃話をする機会の少ない教員と調理員が、給食について話し合い、子どもたちへの食育推進に役立てる、というものです。

まず最初に、調理作業の様子をビデオで見たあと、栄養教諭より衛生管理についてのお話。
その後、各学年の先生方、調理員さん、校長先生から次のようなご意見をいただきました。

1年生 ごはんをよく食べる。
    歯が抜けたり、手足口病がはやったりで、食べにくい児童がいる。
    冷凍みかんは喜ぶが、食べるのに時間がかかる。
    食器が汚く、洗う時に苦労されているのでは?食べ方を指導していきたい。

2年生 感謝して食べるよう指導している。
    骨抜きの魚を使っているので食べやすい。
    ウインナー入りの煮物など、うまく配分できるように入れてくれて助かる。
    和食の味付けが苦手な児童がおり、残りがちである。

3年生 よく食べる子が多い学年。どんなものでも空になる。
    プレハブ校舎でクーラーが使えるので、食欲が落ちずよく食べている。

4年生 ビデオで給食室の中の様子を見ることができてよかった。子どもたちにも見せたい。
    給食はおいしく、よく食べている。

5年生 教室の場所が、給食室の上なので、午前中おいしそうなにおいがしてくる。
    ごはんしゃもじは2種類あるが、うすいものが使いやすい。
    気温が高く、暑くて食べられない。ごはんは特に厳しい。

6年生 新校舎の3階が特に暑く、食べられない。
    給食室の中にエアコンがないと知ってびっくりした。
      子どもたちに話してがんばって食べさせたい。
    作業工程表を見ると、一つのものを数えるのに1時間から2時間もかかっている。
      子どもたちは、目の前の一人分しか見ていないので、調理員さんの苦労を伝えたい。

保健室 給食の片付けの際、牛乳びんをかごから箱に移す作業があるが、飲み口を触るので、何か衛生的な方法はないか。

調理員 北松尾小学校の給食室は改築して8年目で新しく、設備が整っており働きやすい。
    家では食べないものでも、給食なら食べられる、という子どももいる。
      みんなと一緒に食べることで、よい効果があると思う。
    先生方が給食のことを気にかけてくれてありがたい。
    他校に比べて残量が少ない。

校長  感謝して食べることを子どもたちに伝えてほしい。
    給食の片づけ時に残量を見ているが、指導のおかげで残量が少ない。
    検食の時、おいしく作る大量調理のコツを聞くことがある。いろいろ工夫してくれている。

など、給食についての意見を多方面から出していただき、有意義な会となりました。
明日からも暑い日が続きますが、感謝して食べることができたらいいな、と思います。
給食を作る調理員さんも、給食指導をする先生方もがんばりましょう。